指揮 ミケーレ・スポッティ
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団
オペラ座で強く印象に残ったプリティ・イェンデ。日本に来ることはないだろうなと思っていたけれど、まさかの来日公演。
フアン・ディエゴ・フローレスとの共演。
彼は調子が良くなかったようで、途中でアナウンス有り。歌っている途中にも咳払いするなど喉の調子がいまいちの様子。
後半の連隊の娘のハイCはどうするのかなと思っていたら、愛の妙薬に曲目が変更された。
フローレス、調子が悪いといってもこれだけ歌えるのかという驚き。舞台を楽しんでいるような余裕ある様子は一流なのだと感じさせる。
なにより素晴らしかったのはプリティ・イェンデ。独壇場といっても良いくらい圧倒的だった。どんどん惹き込まれて、可愛く見えてくる。(実際、後半の赤いドレスは美しかった。)
2人がオペラで歌う姿が日本で観れたらなあいいのになあ。