スタッフ
脚本 Jules Barbier, Michel Carré
指揮 Carlo Rizziキャスト
ジュリエット Pretty Yande
ロミオ Francesco Demuro
グノーのオペラ。いかにもフランスっぽい、独特な音楽。
くるくると回る階段の演出が面白い。途中で入るバレエの部分は美しい。どういう意図なのかよく分からなかったけれど...
オペラなのだから仕方ないというえば仕方がないけれど、毒を飲んだあとに2人が朗々と歌い上げていて、原作ってこんなんだったっけと思わずにいられなかった。
ジュリエット役のプリティ・イェンデ(Pretty Yande)は14日の革命記念日のエッフェル塔でのコンサートにも登場。
声はとても綺麗。しかし、かなりかなりガタイが良いので残念ながらジュリエットという感じはしない。ロミオと並ぶと余計にそれが目立つ。ベッドシーンなどはそれが気になってそこにしか目がいかない。
それでも良いものを見せてもらったというふうに思わせるところ、歌手の力量と演出が素晴らしかったのだと思う。