指揮 フランシスコ・イヴァン・チャンパ
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団
どちらかといえば指揮者目当て。プラシド・ドミンゴのコンサートで聴いて以来、密かに応援している。
パレルモ・マッシモ劇場の公演で来日した2人のコンサート。
指揮者との相性が良さそうに感じた。曲が終わるとハグしたりして、本当に仲が良さそう。
年やキャリアも違う友情って外国ではよく見かける気がするけど、見ていてとても微笑ましい。
映像で見ている感じ、自分を抑えている感じがしてあまり好みではないと思っていたメーリだけれど、映像よりはるかに良かった。客の熱気に押されてどんどんメーリが乗ってきた感じ。
1人でずっと歌っているわけにもいかないので、間奏曲のような感じでオーケストラのみの演目が入る。指揮者に信頼が置けないとなかなか組めないプログラムだと思う。
馴染みのないマチネやラロだけれど、楽しませてくれた。
驚いたのはアンコール。メーリが曲名を言っただけでどよめきや拍手。私にとってこんなコンサートは始めてだった。
それにしても、コロナ前の状況を知らないのだけれど、席が埋まってなくて勿体無い。