東京都美術館で2023年4月27日から8月20日まで開催されているマティス展。
20年ぶりの大規模な回顧展で、フランス、ポンピドゥセンターからの作品が多数。
2025年から5年間の休館が決まっているポンピドゥー。秋には国立西洋美術館でキュビズム展もある。改修にかなりお金がかかるんだろうなと思いながら向かう。
マティス展という名にふさわしく、デッサンや彫刻、切り絵含めて多くの作品を楽しむことができた。
マティスは赤のイメージが強いけれど、ブルーとグリーンが生で見たら美しかった。いつまででも見ていられる色彩。
物足りなかったのは最後のロザリオ礼拝堂のところ。
礼拝堂の全体像が分かりにくい。スクリーンで映像が流れているので、それで各自楽しめということだろうか。せっかくなら展示空間をもう少し上手く使ったりできないのだろうか。
本展、ワンフロア写真撮影可。
そうしてしまうと、そこのエリアだけ写真撮影が目的みたいになってしまって、写真だけとって素通りしていく人が多数で、ちょっともったいない気がした。