uの芸術鑑賞日記

コンサートや美術展で思ったことを備忘録として。

「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」国立西洋美術館

国立西洋美術館キュビズム展。2023年10月3日から2024年1月28日まで。
改修工事に入るパリ、ポンピドゥーセンターからの作品が多数。チケット代は2,200円。

キュビズム展ということで自分の好みに合わない作品が多いのを覚悟で向かう。意外に好きな作品があって良い意味で驚かされた。
ジョルジュ・ブラックが好きだということが発見できたことが自分的には一番の収穫。どの作品も素敵だったのだけれど、ピカソと共にキュビズムを共に模索していく過程での作品はどちらがどちらの作品か区別がつかないほどだったのには驚いた。

第一次世界大戦が勃発すると、キュビズムはドイツの影響を受けたものでフランスのものではないとして揶揄されたり非難されたりしたそう。そこでキュビズムを擁護したのがアポリネールキュビズムの歴史も知ることが出来て勉強になった。